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BOOK


ホースセラピーサポートブックは、これからホースセラピーを始めたい方々に向けて、安心してこの分野に取り組むための手引きです。
 馬が好きでホースセラピーの活動に関わってみたい方や乗馬クラブをはじめ、スポーツ・教育・医療・福祉などの分野に携わっている専門職の方々が、ホースセラピーの世界を体験、実施する上で、基本的に知っておきたい全体像が分かることを念頭に、ホースセラピーをより安全で楽しく実施するための入口としてご活用ください。


馬は憧れ✨
でも、乗馬倶楽部は少しハードルが高い。
そんな風に感じている方もいらっしゃると思います。

馬の魅力は乗るだけではありません。
側で一緒ににいるだけで 様々な影響を与えてくれる生き物です
是非、ホースセラピーの扉をたたいて
馬という生命にふれてみて下さい

ご希望の方は
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ホースセラピーについて学ぶには・・・

ホースセラピーに興味があるけれど、何から始めていいか分からない。すでにホースセラピーを実践している ものの手探りで不安を抱えている。そんな方たちが安心して取り組んでいけるために、獣医学や生物学、作業 療法といった専門家、福祉にホースセラピーを導入している現場の声を元に制作したのが本書『ホースセラピー サポートブック』です。

ホースセラピー サポートブック(入門編)

これからホースセラピーを始めたい方々 や、始めているものの、日々の活動が手探り状態であり、不安を抱えて いる方々が、安心してホースセラピーに取り組めるための手引きとなることを願って作られました。
 ホースセラピーの活動に関わってみたいという方、乗馬クラブをはじめ、スポーツ・教育・医療・福祉などの分野に携わっている方々 が、ホースセラピーの世界を体験、実施する上で、基本的 に知っておきたい全体像が分かることを念頭に置き、より安全で楽しく実施するための入口として、ささやかな一助となることを願っています。

ホースセラピー サポートブック(サイドウォーカー・リーダー編)

 『ホースセラピーサポートブックPART2』は、ホースセラピーの実施スタッフである、リー ダー・サイドウォーカーとして知っておきたい基本的な知識について書かれています。
 リーダーは、障がい児・者が騎乗している「馬を引く(リード)」ことだけではなく、馬の確認、 馬装、馬具などを含め、安全に活動が実施できるよう馬に関する責任を持ちます。
 サイドウォーカーは、馬の横について騎乗者を介助、支援するなど、安全についての責任を 持ちます。
 ホースセラピーを実施するうえで、それぞれが明確で重要な役割を担うことになります。具体 的にスタッフとして活動を始める前に、知っておきたい基礎知識について本書から学んでいた だければ幸いです。

ホースセラピー サポートブック(馬を知る編)

 『ホースセラピーサポートブック PART3』は、「馬を知る」がテーマです。ホースセラピー にとっての馬は、医療における薬のようなものだと理解する人もいるかもしれません。しかし、 スタッフとして関わるのであれば、「馬はともにセラピーに取り組む仲間であり、馬の力を借り ている」と考え方を変えてみましょう。適切な医療を行うため医師やスタッフ自身が体調管理 に努めるように、ホースセラピーにおいても馬の体調を管理し、健康を維持するることはとて も重要です。馬は自ら私たちに何かを求めることはしません。だからこそ、私たち人間が、馬 の様子から気づくことが必要なのです。馬に関するさまざまな知識を掲載した本書を活用し、 馬の理解を深めていただければ幸いです。

ホースセラピー サポートブック(手入れ編)

『ホースセラピーサポートブック PART4』は、「手入れ」がテーマです。馬の手入れは、 蹄、体、尻尾、たてがみなどをきれいな状態に保つことです。しかし、この「手入れ」は直接馬 に触れることから、体調の悪い状態や、けがなども発見することができます。手入れとは、 「よい状態を保つために、整備・補修などをすること」とあります。つまり、蹄の状態や、体の 状態などをきれいにしてあげることで、体調などを把握でき、早期に対処することができま す。常に手入れされている馬は、健康状態が良いものです。手入れは馬だけではなく、馬具な ども手入れをすることで状態の把握ができます。補修の必要性も知ることができるので、早 期に補修ができます。馬および馬具を最良な状態に保つため、本書を活用して「手入れ」につ いてしっかりと学びましょう。

ホースセラピー サポートブック(プログラム編)

『ホースセラピーサポートブック PART5』は、「プログラム」がテーマです。ホースセラ ピーは立案されたプログラムの実施であることからも、非常に重要なパートと言えます。  プログラムの立案にあたり、最初に個別の対象者の目標設定を行います。そのためには日 常生活の様子、抱えている困り感やその原因の把握といった情報収集を行います。  ホースセラピーの実施側が初めてであれば、目標設定やプログラムの立案が難しいと思い ます。そのような場面でも、優先して考えなければならないことが、リスクの回避です。事故や ケガなどを回避するために重要なことは、対象者の心身機能の把握です。これを理解するこ とで身体的な事故を回避でき、精神面の理解は精神的な負担を回避できます。効果に大き な影響を与える馬の特性についてを理解することも重要です。  プログラムの立案は奥が深く、常に学習が必要となります。PART5ではその入口であり、 本書を活用しプログラムについてしっかりと学びましょう。

ホースセラピー サポートブック(専門職連携編)

『ホースセラピーサポートブック PART6』は、「連携」がテーマです。ホースセラピーを実 施するうえで連携は欠かすことができません。対象児・者、馬、サービスを提供するスタッフ というミニマムな連携は、誰もが理解できるところです。しかし、それだけでは十分とは言え ません。ホースセラピーは、結果として何らかの効果を期待しています。例えば、自宅や学校 での生活や学習などが良い方向に変化することが挙げられます。そのため、自宅や学校など と連携し、対象児・者の様子といった情報も必要になります。また、医療との連携も障害を 適切に把握するうえで重要です。対象児・者が日常的に関わっている発達支援・放課後等デ イサービス施設と連携し、馬の活動を取り入れることもあるでしょう。
“人が生きる”ためには、さらに余暇活動も必要です。①日常生活 ②学業もしくは仕事  ③余暇活動 のバランスがとれていることで、心身の健康が維持できるとしています。日本 ではとかく余暇活動が軽視されていますが、呼吸や食事と同様にとても重要な視点です。馬 の活動は多岐にわたります。ホースセラピーの延長線上には、対象児・者がスポーツや競 技、趣味活動として取り組み始めることも可能です。  それは、その人の生活範囲の拡大、すなわちさまざまな団体や組織とつながることです。 PART6ではホースセラピーに関連する団体などと連携した幅広い活動を取り上げました。本 書を活用して、より良いサービスの提供ができるよう工夫していきましょう。
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